8/1(月)科学実験ショー「空気でもりあがろう!」

header_logo.jpg   全ては、体験から始まる。
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2011/8/1(月)科学実験ショー
「空気でもりあがろう!」

8月1日に川崎の東芝科学館で科学実験ショーが行われました。
講師の奧山先生より当日のレポートが届きました。
夏休みの一日、「遊び」を通して科学の楽しさと不思議に触れられたのではないでしょうか。

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【奧山先生よりレポート】
今回の科学体験ショー「空気でもりあがろう!」のコンセプトは、通常リアルサイエンスが標榜しているラーニングサイクルに基づいた体験学習とは趣の違うものになっています。
 キーワードは「遊ぶ」です。この「遊ぶ」は「科学と、豊かな心象」を結ぶ架け橋です。
またショーといっても、エンターティナーが主人公で、「見るだけのショー」ではありません。
しかしそこはショーですから、エンターテイメントの要素はしっかり兼ね備えたものになっています。

 観客が主人公として、自ら楽しむ。だから、むずかしい言葉はいりません。
でも体験を通して、参加者から出てくる「簡単で深い言葉」を共有しながら展開していきます。
したがって最後はテーマに基づいた物語が完成します。それを聴き浸り、フィナーレはみんなで創り、
感動を確かなものにする、といったプログラムです。

 今回のテーマは「空気」です。目に見えない空気を五感を使って楽しみながら、探究していきました。
 目に見えないつかみ所のない空気を、小さな紙片を使って感じてみました。
かわいい紙の風車が出来上がりました。それを鉛筆の芯の先に乗せると、自然にくるくると
回り始めたのです。しかも場所によって回り方、回る速さなど様々に違いました。
広い会場の中で空気は生き物のように流れ「私たちを包んでいる」事を実感しました。

 また、カサ袋を利用して空気を閉じ込めて様々な体験をしていきました。
とてもシンプルな体験だけれど、「そこに豊かで深い科学の気づきがある」のでした。
ここが、このショーの一番大切にしているプロセスなのです。

カサ袋に空気を満たすと空気と素材が相まって独特の音を奏でます。弦楽器の音、打楽器の音、
カサカサと何かがうごめく音。
「さあ、これからオーケストラと共演だ」ということで、場内からオーケストラの響きが流れます。
みんなで三拍子の拍子を取りながら様々な音を出してみました。
突然男の子がステージに飛び入り、マイクの前でギターよろしく演奏をしてくれました。
まさしくエアーギターでした。

そしてひとしきり体験が終わると、会場にオルゴールの音が流れ、みんなが学べたことが
物語となって語られ始めました。「あなたの笑い声を、空気は喜びに震え、友達につたえました。」
そんな語りに、熱心に耳を傾けてくれました。

 そして、最後は「みんなでフィナーレを創ろう」です。
カサ袋のエアークラッカーや風船の打ち上げ、そして音楽で、華やかで笑顔に満ちたフィナーレを
創る事ができました。
「僕、面白いから、これから沢山空気ふくらませるんだ」幼児が帰り際、私に告げてくれました。

五感を通した知る楽しみと、豊かな気づきを含んだひと言は、シンプルで美しいモノです。
それが豊かな心象を膨らませる括りの言葉です。

科学 遊び 豊かな心象

と、いうように、知(科学)と、情(心象)の間に「遊び」が入り、五感を通した体験となって、
両者を結びつける事が出来るのです。
科学は情によって膨らみます。情の夢を実現しようとします。
情は、科学によって見つめ直され、新たな息吹を言葉と共に獲得することが出来ます。

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